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​継続的復興基金ご寄付の御願い。

 以前より令和5年4月21日から正式に寺終い、宗教法人解散を行う準備を進めて参りましたが、有り難いことに多くの方々からの応援と、存続を希望するお声を頂戴しましたことから、大蔵寺法人利害関係者と共に寺院復興を目指して再起する事になりました。
 また、大蔵寺が長い間、主張し続けてきた創建当時の目的である「修行」「勧学」の寺院として運営を行う大蔵寺の在り方に共感して下さる学術関係の方々や、伝法としての仏教を求める方々が私達が想像していた以上に沢山、居られたことを知り尚更、復興への志を強く持つことが出来ました。

 当法人は、現在の寺院観光に対しては否定的な考えではありますが、観光そのものを否定しているわけでは無く、当事者(大蔵寺自身)の意思が反映されない観光推進、強権的な第三者の法人運営介入などの観光を否定しており、観光を推進する第三者の主張である「伝法や修業の時代は古いものであって、これからは宗教では無く行政や地元地域の利になる観光を行うべきである」「観光による個人の幸福追求の権利を重要とせよ」という新興のアイデンティティーを受け入れる事は出来ません。
 また、当法人が所有する指定文化財は決して過ぎ去った歴史の文化遺産なのでは無く、これから先の未来でも現役として衆生救済のシンボルで有り続けることを我々は望んでおります。

 闇雲に観光客を呼び込む無秩序な寺院観光や行楽を行うのでは無く、仏教の教えと救済が必要な方のために門を開き、未来の救済活動を担う僧侶を育成し、学びや教育の為に文化財観光を行う事が出来る寺院を目指し、令和5年4月1日からを「復興期」として目的達成までの特別期間を設けることと致しました。
 そして、寺院運営資金についての問題解決には、恥じること無く正直に「お金が必要です」と利害関係者やご支援をして下さる皆様にお伝えをし、その資金については檀信徒の監査機関を設置するなど公正な運用が行えるように致します。

 当法人が考える救いと、正しい寺院観光が行える未来に対して我々は最大限の日々の努力を行い、皆様には投資のご協力を仰ぎ、これからの寺院の在り方を示していきたいと考えております。
 我々の理念こそが唯一の正義であると主張し、世間に理解を求めるつもりは毛頭御座いませんが、共感して下さる御方が未来の救済活動と文化財観光の為にご協力下さいましたら幸いであり、心強い限りで御座います。

 この度、復興に必要な事務局設置の資金を得るためにクラウドファンディングで広く皆様にご協力を御願いしておりますが、復興までの期間、継続的なご支援を賜りたく大蔵寺の振込口座も同時に開設を致しました。
 現在は資金難の状況ですので返礼品などのお返しは出来かねる状況でありますが、ご協力下さいました方々の御心を永代に伝える為「大蔵寺中興支援者御芳名」の保存と、永代のご祈祷をさせていただく所存です。
 尚、「復興期」は観光の解禁をもって終了とします。
 
​ 当法人大蔵寺が観光の皆様をお迎えできる日が、1日でも早く実現出来る様、法人関係者共に最大の努力を致しますので、資金の事のみならず、影ながらのご声援でも結構でございます、応援のお気持ちをいただけましたら復興の励みになります。
 皆様のご声援とお力添えの程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 
 *誠に勝手では御座いますが、復興基金へのご支援は振り込みにて御願い申し上げます。
 理由は現金書留や現金での受け渡しによって起こりうる、人為的な不手際が生じないようにするため。
 公正な記録が金融機関に残るように口座振り込みのみとさせていただきます。
 
 *振り込み金額、期間の指定は御座いません。

 

 

 

令和5年7月11日 宗教法人大蔵寺 
責任役員会
 関係者一同 

 振込口座 ゆうちょ銀行   
大蔵寺(オオクラジ)
00980-6-248049

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